AD820/AD822/AD824をADA4622-1,2,4の置き換える話

AD820/AD822/AD824 は柔軟性が高く使いやすいので、多様なアプリケーションで有効なオペアンプとして長年使われてきた単電源、レール to レール出力(RRO)、高精度の接合型電界効果トランジスタ(JFET)入力オペアンプです。

2017年現在の価格帯は、たとえばRSコンポーネンツではAD822が211円~ ADA4622-2が438円~となっています。

ADA4622-1/ADA4622-2/ADA4622-4は基本仕様が同じで、いくつかの点で性能が改善されています。同一設計で性能改善することができるので便利です。

入力電圧範囲に負電源と同じ電圧が含まれ、出力振幅はレール toレールと同じ範囲を達成しています。入力 EMI フィルタは、近くにスイッチング・ノイズ生成源がある場合に信号のノイズ耐性を高めます。

セトリング・タイム性能を改善したり、最新のシングル・エンド逐次比較型レジスタ(SAR)A/D コンバータ(ADC)の入力を駆動できるように、帯域幅とスルー・レートに関して速度が向上しているほか、出力駆動能力も強化されています。

電圧のノイズが低減されます。電源電流は AD820/AD822/AD824と同じですが、広帯域ノイズは 25 % 低減し、1/f は 50 % 低減します。ADA4622-1/ADA4622-2/ADA4622-4 では、AD820/AD822/AD824に対して DC 精度が改善されており、オフセット電圧は 1/2 になります。

ADA4622-1/ADA4622-2/ADA4622-4 には、最大温度ドリフトの仕様が追加されています。AD820/AD822/AD824 よりも同相ノイズ除去比(CMRR)が改善されているので、ADA4622-1/ADA4622-2/ADA4622-4 は非反転ゲイン・アンプや差動アンプ構成に最適です。

ADA4622-1/ADA4622-2/ADA4622-4 は−40 °C ~ +125 °C の拡張工業用温度範囲で動作が仕様規定されており、5 V ~ 30 V で動作し、+5 V、±5 V、±15 V で仕様規定されています。

ADA4622-1 は5 ピン SOT-23 パッケージと 8 ピン LFCSP パッケージを採用しています。ADA4622-2 は 8 ピン SOIC パッケージ、8 ピン MSOP パッケージ、8 ピン LFCSP パッケージを採用しています。ADA4622-4は 14 ピンの SOIC パッケージと 16 ピンの 4 × 4 mm LFCSP パッケージを採用しています。

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