オフィスで使える、卓上でパワーと精度のあるコンパクトで静かなボール盤

こんにちは、寸止めボルトです。

卓上でちゃんと穴をあけられるボール盤って貴重ですね。卓上で使えるボール盤とは、要するに足元をアンカーで止めなくても使えるサイズのボール盤ということ。

僕の場合は、アルミなどの軽金属と、プラスチックでできた電子基板などへの穴あけを考えます。時には鉄に穴をあけたいこともありますが滅多にないので、アルミまでちゃんと開けることができれば満足です。

最初の失敗、HOZAN K-21 (小さいけどトルクがなさすぎる。)

HOZANのK-21はあまりよくありませんでした。これ、

基板に穴あけするくらいならこれくらいコンパクトなのがあると便利なのでしょう。でも、1mmのアルミ板にΦ5.5を開けようとするだけでドリルが止まるのです。

パワーが全然足りないんですね。仕様にある鉄でΦ6なんてまったく無理です。

  • 主軸回転数:2100/4500/6200rpm(ベルト掛け換え方式)
  • 穴あけ能力:鉄・非鉄6.0mm
  • 主軸の芯ブレ:0.04mm(チャック含まず)
  • チャッキング径:0.8~6.0mm
  • 定格電圧・周波数:AC100V 50/60Hz
  • 消費電力:80W
  • 定格時間:15分
  • 電源コード:2m

ちなみにこれ、プロクソンのNo.28128ボール盤のOEMじゃないか?デザインがほとんど同じですね。

 

各所のレビューをみると、卓上ボール盤はほとんどこれ一択のような気がする→東洋アソシエイツ 小型ボール盤 DP2250R

ちゃんとしたボール盤を買うのが一番良いのですが、普通のボール盤はやはり重量が50kgを超えてくる。そうなると、ちゃんとした中量作業台を用意して、アンカーを止めないと地震のときに命に係わる。オフィスでデスクに乗せて使うとなると、どうしても小型のボール盤がほしいのです。

で、200W級で安定してるのはこれしかなさそうですね。

Amazon:東洋アソシエイツ 小型ボール盤 DP2250R

素晴らしいのが、この製品、出荷時にドリルチャックがついていなくて、購入後に接続することになっているということです。そのため、JT1テーパーのドリルチャックであればなんでも挿入できます。

こうなってるわけです↓

で、国産の高精度なドリルチャックにしてレクソンのこのボール盤を使うというのが、一部マニアのたどりついた選択なのです。もちろん200Wの出力のモータなので、トルク不足になることもありません!

DP2250Rのドリルチャックを高性能品に交換する

定番なのが、ユキワ精工の13MG-6JTを使うというもの。つかみ能力0.8~8.0なので、大抵の用途には問題ありません。これだと4000円弱で買えます。

 

ちなみに、予算に余裕があるなら堀内製作所の地球印のドリルチャックをお勧めします。MG10-JT1 こちらだと、0.5mmから10mmまで一応いけます。

値段が三倍くらい違いますが、穴あけできる幅は広がりますね。ただし、上限側加減側は、トルク面、精度面でしんどいので、常用できるわけではないことに注意しましょう。

 もう一度書きますが、購入時であればテーパーに打ち込むだけなので、簡単にインストールできます。後から交換しようとすると、テーパーを外すための工夫が必要になるので、購入時に一度に調達することを検討しましょう。

 

超硬ドリルの検討

卓上ボール盤で問題となるのが、しばしば回転数が早すぎることです。レクソンも例外ではなく、みなさん頑張ってプーリーの交換などで対応されています。

しかし、ここにはもうひとつ良い選択肢があります。それは、高回転で使える長硬のドリルを使うことです。なんだかんだいっても卓上ボール盤は剛性不足がちですので、一回転あたりの除去量が少ない(加工圧力が小さい)方が、加工しやすいわけです。(だから高回転に設計しがちなんですね)

高回転で加工するには、ふつうのドリルではダメです。刃物が金属を除去していけないからですね。こんなとき使えるのが、超硬合金のドリル刃です。(普段皆さんがつかっているのはハイスのドリルですね)

超硬のドリルは、購入値段こそ高いです。しかし、最近ではそこそこ値段も下がってきていて、寿命の長さを考慮するとハイスより長期的には割安になってきています。刃物寿命が長いわけですね。加えて、高速回転で穴あけができるため、精度の高い穴あけがしやすいです。(とはいえ値段はたかいですぜ)

そんなわけで、私の場合はハイスのドリルセットを所有しながら、よく使うドリルを順番に超硬工具に変えていっています。

おススメはこちら、NACHIのアクアドリルというシリーズ。はっきりいってヤバいです。高速回転の設定でサクッと穴が開きます。値段は3倍くらいですが、そもそも穴あけ時間が5倍くらい早くなります。作業性が全然違うのです。そして、寿命はメーカー曰く二倍程度とのこと、値段よりメリットが大きいんですね。

だからドリル刃は、よく使う寸法はいい奴を買いましょう。たまにしか使わないやつは安物でもいいですけどね。

ちなみに、よくつかうドリルってこんな感じ。2,3,4,5,6,7,8,9と合わせて

下穴 バカ穴
M2.5 2.1 3
M3 2.5 3.3
M4 3.3 4.4
M5 4.2 5.5
M6 5 6.5
M8 6.8 9

揃えるなら、まず0.1刻みの安いドリルのセットを買って、以下の一覧にあるものを良いドリルを買います。常用するのはよいドリルで、安いドリルは予備です。

僕はケチなので、Amazonやモノタロウの送料合わせのためにちびちび買い揃えました。13本で結局、5万円くらいになるのですが、実際には何時間も作業時間が浮いているのでアリだと思います。

2
2.1
2.5
3
3.3
4
4.2
4.4
5
5.5
6
6.8
9

 

 


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