金だけがよく買われる理由、税金の話

金の人気の高まりが目立っているが、金ばかりが買われがちになる理由のひとつに各国の税制がある。

金が免税対象になっている国は少なからずあって、金を財産として保有する文化が昔からある地域ではとくに、金だけが免税で、それ以外の金属だと課税対象になるということがある。

たとえばEU法では、ゴールドであれば付加価値税(VAX、消費税)は免税されるが、その他の金属では20%もの税が課税される。そのため、ゴールドバー以外の現物貴金属投資は、敬遠されがちになる。

冷戦後の世界に一般的になってきた消費税、付加価値税というのは、消費財と投資商品のあいだに線引きすることを求めてしまう点で市場を大きくゆがめてしまう。

現在の世界の貴金属相場は、税制によって捻じ曲げられている部分が大いにあるから、何らかの事情で消費税が減っていくような話になれば、急激な相場の巻き戻しが生じる可能性がある。

まぁそんなことはないだろうけれど、念のため注意しておきたい。

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