一斗缶で燻製機を作って失敗した理由二つ

昨年、一斗缶で燻製機を作りました。ドレッシングの入っていた一斗缶でした。

失敗した。臭くなってしまった。なぜだろう?

この問題を解決したので、最良の一斗缶燻製方法について報告することにします。

失敗の理由ふたつ

失敗の理由は結局ふたつでした。一つは調達した一斗缶の問題、もう一つは空気の流入不足も問題でした。

失敗の理由1 コーティングつきの一斗缶はダメ

一通り調べた結果、一斗缶にはPE缶というものがあるということが分かりました。ポリエチレンというプラスチックでコーティングされていたのです。臭いのは当たり前ですね。

燻製は匂いをつける行為なので、変なモノが出る缶では使い物になりません。

というわけで、3つの方法があります。

良い方法としては、PEコートされていないぶりきの一斗缶を新品で買うと言うものです。ネットでも手に入りますし、金物屋さんにあるかもしれません。

PE缶を使うなら、全力で空焚きしなければなりません。全力でというのは、一斗缶の中に薪をを目いっぱい放り込んで縄文時代の人が神に祈るような勢いで夜空に向かって全力で燃やさなければならないという意味です。これをしないと、臭いです。中途半端に紙切れを燃やしたくらいではコーティングは無くならないのでガンガン燃やしてください。

もう一つの方法があります。PEコートされていない一斗缶を使うというものです。近年では食用の一斗缶はPEコートされたものだらけになっているので、中古を見つけようとするとベンジンやアセトン、アルコール類のような有機溶剤を入れていた缶になります。

私はエタノール・メタノール・アセトン・ノルナルヘクタンあたりならOKとみなします。そして一応は空焚きします。発がん性のあるものもあるので何が入っていたらOKか?というのは化学の知識がある人だけが判断してください。これなら大丈夫とは私は言いません。

 

 

失敗の理由2 酸素を供給しないのはダメ

下側と天側に穴をあけるべきです。私の場合、下側側面にφ5を8箇所、天面に1か所開けました。

下側側面穴がないと酸素不足になって炭臭くなります。それっぽい論文を読んだ限りで想像すると、カルボン酸が多めに生じるようです。

天面に穴がまったくなくても煙は抜けていきますが、穴をあけないと煙の抜けが悪いです。煙の抜けが悪いと着色が悪くなります。どうやら、容器内で煙がこもっていても着色に寄与する成分はすぐに壁面などに付着してしまっているようです。また、水蒸気が抜けることが大切です。

空気穴は不足するとダメだし、多すぎてもチップが燃えてしまってダメでです。

 

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